たいせつブログ

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再生医療科便り(26)〜獲得免疫について4「ジェンナーの時代1」〜

2018年04月04日

再生医療科便り(26)〜獲得免疫について4「ジェンナーの時代1」〜

 (注)この原稿は2016年11月に書いたものです。少し前のことを思い出しながらお読みいただければと思います。 
 
 もう過ぎましたが、11月11日はポッキーの日です。今年初めて知りました。周りのスタッフに聞いてみるとみんな知っており知らぬのは己ばかりと感じた次第です。
 
 同日午前八時にハリーポッター最終巻の発売が解禁になりました。ラジオでは、朝から並んで興奮さめやらぬファンの様子が伝えられていました。胸に抱えて帰る姿が浮かぶようで、大切な本に出会えることの幸せを思い出しました。
 
 ところで、このハリーポッターなのですが小生読んだことがありません。「読めない」本というか、縁遠い本の一つです。縁遠い本といえばドリトル先生シリーズもその一つです。
 
 さて、このドリトル先生にはモデルとなった人物がいます。ジョン・ハンター(John Hunter)という人で、英国の人であり、博物学全盛期の人でありました(二番目の写真)。すなわち、なるだけ先入観を持たずに自分の目で見て確かめる時代の人でありました。医者ではありましたが、その興味はヒトにとどまらず色々な動物にも及びました。
 
 このハンターに一人のお弟子さんがいました。お互いに生涯の友と呼び合う仲でありました。そのお弟子さんこそがジェンナーでした。次号に続きます。