診察室の風景(10)〜レントゲン写真について(続き)〜
2018年05月14日
朝晩の空気が気持ちよいです。
皆様は如何お過ごしですか。
前回からの続きで今の当院のレントゲン撮影について。これについては以前に別コラムで説明があったので簡単に述べます。
以前は、これは私が知っているレントゲン撮影でもありますが、フィルムにX線を当てて、現像機で現像するものでした。現像機は、ドラマなどで暗室で液体に紙を浸して揺らしているの場面がありますが、これを自動化したものです。
今は、左写真にあるように黒い板のようなものにX線を当てて像を取り込み、真ん中写真のモニターのしたにある機械で像を読み込み、読み込んだ像を右写真にあるように画面に映し出します。この一連のシステムで一番感心したのは撮影してから飼い主様に写真を見せるまでの時間が短くなったことです。
副院長 齊籐正二