たいせつブログ

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診察室の風景(14)〜ふせんについて〜

2018年05月21日

診察室の風景(14)〜ふせんについて〜

 前回に引き続きまして、身近なものを取り上げようと存じます。今回は「ふせん」です。今や文房具の代表選手の一つになっている感のあるふせんですが、私が幼い頃には今のような貼ったりはがしたりできるふせんはなかったように記憶しております。
 
 さて、そのふせんですが、院内では一番目の写真のように使われています。上にある数字は飼い主様が来院した時間で順番を把握するためのものです。赤丸がついているのは稟告が終わっているサインです。そのほかにも「先にエコー」などと書いたふせんを別につけることもあります。そうすることで各スタッフが患者様や飼い主様の状況を承知し診察をなるだけスムーズに進むようにしています。
 
 二番目の写真は遠心機の中の検体がどの患者様のものかわかるようにふせんを使っている様子を撮ったものです。
 
 スタッフ間のやりとりは言葉を中心にしておりますが、ふせんを使うことでより十全なものになるようにしております。
 
  副院長 齊籐正二