たいせつブログ

スタッフが動物さんのことや日々のことなどを発信!

診察室の風景(2)〜診療台について〜

2018年04月25日 | 担当:たいせつ動物病院

 皆様、如何お過ごしのことでしょうか。今回は「診察台」についてお話したいと存じます。  毎日勤めておりますと、当たり前のように思える診察台ですが、初めて当院を見学した時は、新奇なものに思えたことを今でも思い出すことがあります。    それまで、牛、豚、馬と大きな動物さんとばかり接しており、台に乗るのは人間の方でした。   それが、ワンコさん、ニャンコさん等々、小さい動物さんに接するよ... (省略されました)

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診療室の風景(1-2)〜細胞診について(続き)〜

2018年04月24日 | 担当:たいせつ動物病院

今回は、前回お話ししました「細胞診」の続きについて触れます。    前回、患者様より細い注射針を使って、腫れ物の一部をを得て、これを顕微鏡でのぞくと言うことを述べました。    この部分で省略しているところがあり、実際は、注射針で得た腫れ物の一部をスライドガラスに吹き付けて、乾燥したら二種類の色をつけて染めます。  染め上がったところで、顕微鏡で観察します。顕微鏡には三種類の拡大倍... (省略されました)

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診察室の風景(1)〜細胞診について〜

2018年04月23日 | 担当:たいせつ動物病院

今回は「細胞診」についてお話したいと思います。    「細胞診」という言葉をすでにご存じの飼い主様もいらっしゃると思います。また、初めてという方もいらっしゃるかもしれません。    「細胞診」とは、文字通り、細胞を見て診断をすることですが、詳しいご説明は次回にさせて下さい。簡単には腫れ物、できもの、あるいは腫瘤と言われる身体の変化した部分に、径の細い針を刺して中身を抜き取り顕微鏡で調... (省略されました)

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再生医療科便り(37)〜微生物学を巡って3「パストゥールHub3」〜

2018年04月17日 | 担当:たいせつ動物病院

 父親の言葉を思い出すことが多くなりました。その中には、勉強できるうちにやったといた方がええぞ、というのがあります。勉強を続けたくても続けられなかった思いの表れなのか、あるいは算数の問題の前でうんうん言っている子供を見かねてのことか、未だ知りません。  パストゥールの父親はナポレオン配下の下士官であり勲功あった人だったそうです。ナポレオン没落後、故郷に帰り、皮なめし業で生計を立てており... (省略されました)

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再生医療科便り(38)〜微生物学を巡って4「パストゥールHub4」〜

2018年04月17日 | 担当:たいせつ動物病院

 小雨は出発、大雨は行動中止。山行も四日目に入ると行動中止にホッとする自分がいました。山に入っていた頃のことです。今でも雨の日は気持ちが落ち着きます。  前回はパストゥールの父親のことについて記しました。今回は母親について。  母親については、パストゥール自身による後年の回想から、物静かであるが内に熱情を秘めた人であることが窺われるそうです。後に触れますが「パストゥールの熱情」と呼ば... (省略されました)

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再生医療科便り(39)〜微生物学を巡って5「パストゥールHub5」〜

2018年04月17日 | 担当:たいせつ動物病院

 皆様いかがお過ごしでしょうか。    郷里に両親を残してもう三十年になろうとしています。その間にいろいろあったのですが大過なくやってこられたのは叔父、叔母、すなわち親たちの兄弟がいたお陰です。その分、叱られもしますが。    パストゥールにも兄弟がいました。上には姉が一人。この人は家業である皮なめし業を継ぎ、パストゥールが研究に専念できる下支えとなりました。後に触れますがパストゥー... (省略されました)

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再生医療科便り(40)〜微生物学を巡って6「パストゥールHub6」〜

2018年04月17日 | 担当:たいせつ動物病院

 皆様、いかがお過ごしのことでしょうか。    前回まで、パストゥールの家族について記しました。その中で、兄弟のお話をしました。姉一人、兄一人、妹二人がおりました。兄、妹は早くに亡くなり、パストゥールに残された兄弟は姉さんだけでした。彼女はパストゥールに代わって父親の後を継ぎ皮なめし業を切り盛りしていくことになります。  パストゥールが故郷を離れパリにある高等師範学校に言って間もな... (省略されました)

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再生医療科便り(36)〜微生物学を巡って2「パストゥールHub2」〜

2018年04月16日 | 担当:たいせつ動物病院

 夜半のにわか雨で、久しぶりのずぶ濡れを経験しました。自宅でストーブを前に毛布にくるまり、タオルで頭を拭きながらほうじ茶を飲んでいると、不意に映画「遙かなる山の呼び声」の冒頭の場面を思い出しました。    皆様方いかがお過ごしのことでしょうか。  知らないことはまだまだ沢山あり、そのことが楽しいと思うのですが、前号で触れました酒石酸もパストゥールのことを調べるまで全く知りませんでした。... (省略されました)

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再生医療科便り(35)〜微生物学を巡って1「パストゥールHub1」〜

2018年04月14日 | 担当:たいせつ動物病院

 前回までジェンナー(Jenner, Edward, 1749-1823)を中心にして、牛痘種痘すなわち天然痘予防について記しました。またこれを通じて獲得免疫の一端に触れました。    さて、ここで問題となるのは天然痘予防に寄与したものは、あるいは獲得免疫の出発点にいるものは何なのかです。これについては「微生物」というのが答えの一つになります。そして微生物を的確に捉えた人物がパストゥール... (省略されました)

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再生医療科便り(34)〜獲得免疫について12「ジェンナーの時代9」〜

2018年04月13日 | 担当:たいせつ動物病院

ジェンナー(Jenner, Edward, 1749-1823)は、1761年に医学の道を歩み始めます。修行中の1768年頃に「牛痘に罹ったことのある人は天然痘に罹らない」という農民の言い伝えを知ります。   1773年、故郷バークレーにて開業。天然痘予防のために人痘種痘を「実施」したこともあるようです。   1778年、牛痘に罹ったことのある女性に牛痘種痘を「試み」、発症しないこと... (省略されました)

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再生医療科便り(33)〜獲得免疫について11「ジェンナーの時代8」〜

2018年04月12日 | 担当:たいせつ動物病院

 古代インドに端を発したとされている人痘種痘はトルコを経由して18世紀に英国に伝わりました。人痘種痘は天然痘患者の膿などを使ってわざと天然痘にかからせてこの病気に対する免疫をつける方法でワクチン療法の一つです。死亡率2%、片や天然痘の重いものでは死亡率20から30%でした。2と20、随分と安全ではないかと考えることもできそうですが、50人に1人というのもどうかなあと感じてしまいます。   ... (省略されました)

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再生医療科便り(32)〜獲得免疫について10「ジェンナーの時代7」〜

2018年04月11日 | 担当:たいせつ動物病院

 高倉健は私にとって格別の存在であり、映画「遥かなる山の呼び声」は北へ向かうきっかけとなりました。映画の中で草競馬に歓声を上げ、お弁当を楽しむ場面があります。その大らかさは、三十年余りたった今も胸の何処かを揺さぶります。    えらいことに手をだしたなぁというのが今の感想です。免疫学の歴史を記そうとしたことに対して。この歴史が医学の歴史とほぼ同義であることに今更ながら気づきました。それほ... (省略されました)

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再生医療科便り(31)〜獲得免疫について9「ジェンナーの時代6」〜

2018年04月10日 | 担当:たいせつ動物病院

 生きている間にうれしいことはいくつもあり、その中に本との出会いがあります。    22号のブログから免疫学の歴史を書き始めました。ジェンナー(Jenner, Edward, 1749-1823)から始めたこの試みは、師匠であるハンター(Hunter, John, 1728- 1793)へと流れて行きました。それはジェンナーの種痘開発にハンターが間接的ではあっても大きく関わっているとの思... (省略されました)

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再生医療科便り(30)〜獲得免疫について8「ジェンナーの時代5」〜

2018年04月09日 | 担当:たいせつ動物病院

 ハンターの生きた時代は、イギリスが大英帝国となる前の上り坂の頃であり、その影響の及ぶところから新奇の生き物の標本やその一部が国内に持ち込まれるようになり、それらのものは時としてハンターの生き物に対する見方の変更を迫ることがありました。ハンターが幸いであったのは、それ以前、あるいは同時代の「人間」が生物を含む事物の見方を変更することの経験を積んでいたことがありました。そのため、彼は目の前の「... (省略されました)

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再生医療科便り(29)〜獲得免疫について7「ジェンナーの時代4」〜

2018年04月07日 | 担当:たいせつ動物病院

 ジェンナー(Jenner, Edward, 1749-1823)から脱線して、お師匠であるハンター(Hunter, John, 1728- 1793)の話しが続いております。    ハンターの評伝を読んでおりますと、旧来の考え方に縛られることが少なく、観察と実験の繰り返しであったことが分かります。目の前の事実を重視する、このできるようで難しいことをやり遂げた人物だと思いました。   ... (省略されました)

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再生医療科便り(28)〜獲得免疫について6「ジェンナーの時代3」〜

2018年04月06日 | 担当:たいせつ動物病院

 小生は今この原稿を焼き芋を食べながら書いております。近所を珍しく焼き芋屋さんが通っていたのでついつい買ってしましました。    小さい頃、母親が近くの八百屋さんで焼き芋もよく買っておいてくれたのを思い出しました。友達と軒先でふーふー息をかけながら食べていました。  長岡に住んでいた頃、焼き芋屋さんの集合場所というところがあると聞きつけて、物好きにも友人とその場所まで出かけて行って、焼... (省略されました)

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再生医療科便り(27)〜獲得免疫について5「ジェンナーの時代2」〜

2018年04月05日 | 担当:たいせつ動物病院

 前回、ジェンナーのお師匠さんであり、親友でもあったジョン・ハンター(John Hunter、1728- 1793)についてふれましたが、ハンターは「ドリトル先生」のモデルとも言われ、また、「ジキル博士とハイド氏」の モデルとも言われています。    ハンターは「近代外科学の父」と言われ、解剖学の知識を背景に地に足のついた外科学を生み出したのですが、一方でその解剖学の知識を得るために夜... (省略されました)

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再生医療科便り(26)〜獲得免疫について4「ジェンナーの時代1」〜

2018年04月04日 | 担当:たいせつ動物病院

 (注)この原稿は2016年11月に書いたものです。少し前のことを思い出しながらお読みいただければと思います。     もう過ぎましたが、11月11日はポッキーの日です。今年初めて知りました。周りのスタッフに聞いてみるとみんな知っており知らぬのは己ばかりと感じた次第です。    同日午前八時にハリーポッター最終巻の発売が解禁になりました。ラジオでは、朝から並んで興奮さめやらぬファンの... (省略されました)

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再生医療科便り(25)〜獲得免疫について3〜

2018年04月03日 | 担当:たいせつ動物病院

 2回前より、ジェンナー(Edward Jenner)を端に発する現代免疫学のお話を始めました。最初に「獲得免疫」を挙げることにしました。これについて二つの宿題を掲げました。そのうちの一つ「獲得免疫という言葉の意味するところ」について前回に続いてお話ししたいと存じます。    前回「獲得免疫」という言葉が最近のものでもあるにも関わらず以前から知っているように感じたのは、前に習った『免疫』... (省略されました)

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再生医療科便り(24)〜獲得免疫について2〜

2018年04月02日 | 担当:たいせつ動物病院

 前回より、ジェンナー(Edward Jenner)に端を発する現代免疫学のお話を始めました。最初の話題は「獲得免疫」だったわけですが、自分への宿題として、  第一は、牛痘接種で天然痘が予防できるその仕組みとは何か。  第二は、獲得免疫とは何か。   を挙げました。  この言葉には罠が仕掛けられており、免疫学に多少とも心得のある人が最初に引っかかります。  一については今... (省略されました)

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再生医療科便り(23)〜獲得免疫について1〜

2018年03月31日 | 担当:たいせつ動物病院

 晴れた日の空がなんとなく高いような気がします。  皆様におかれましてはいかがお過ごしのことでしょうか?    今回より免疫学の歩みを辿っていきます。まずは「獲得免疫」です。    ところで、知らないことは山ほどありますが、知っているつもりになっていることも同様であることを、今回のテーマである獲得免疫の稿を起こすにあたって改めて思い知りました。    獲得免疫の最初の主役は皆さ... (省略されました)

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再生医療科便り(22)〜免疫学について〜

2018年03月30日 | 担当:たいせつ動物病院

 ここまで免疫療法についてお話して参りました。免疫の持つ腫瘍をやっつける力を生かして腫瘍の治療を行うというのが免疫療法と言えます。この療法の説明のため、免疫を担う細胞、これを免疫担当細胞と言いますが、この細胞の働き方を述べました。あわせて腫瘍細胞の特徴を記しました。そして免疫担当細胞がどのようにして腫瘍細胞をやっつけるのかを書きました。  当初より、免疫療法を紹介することに主力を置いたため... (省略されました)

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再生医療科便り(21)〜行きつ戻りつ、また行く、免疫療法再び〜

2018年03月29日 | 担当:たいせつ動物病院

 ♫どん天模様の空の下・・・♫ おーどうした、いきなり「たま」の曲なんかを持ち出してきて。とうとうおかしくなったかとお思いの方もあるやもしれませんが、大丈夫です。原稿を書いている今の空が曇りで、ふとこの歌を思い出しただけです。    原稿の締切が近づくと、いつも思い出すのが「まんが道」です。ご存じの方も多いと思いますが、藤子不二雄をはじめ「トキワ荘」に集まった漫画家の物語です。この物語を... (省略されました)

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再生医療科便り(20)〜先端医療についての私見〜

2018年03月26日 | 担当:たいせつ動物病院

 今回は前回お話ししましたように先端医療について私見を述べます。  異論はあるでしょうが、先端医療をここでは生き物に関わる最も新しい知識を基に編み出された医療技術とします。iPS細胞に代表される再生医療と呼ばれる分野もその一つに数えられるでしょう。免疫の腫瘍に対抗する力を利用した免疫療法もこの括りに入ります。    先端医療の目指すところは、多くは今まで治すことのできなかった病気を治す... (省略されました)

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再生医療科便り(19)〜病気との付き合い方2〜

2018年03月23日 | 担当:たいせつ動物病院

 前回、免疫療法の特徴を外科療法や化学療法と比べることで記しました。その特徴は「腫瘍を囲い込むこと」、別の言葉に置き換えれば、「これ以上悪くしない」、「腫瘍を身の内とすること」ということです。    図にそれぞれの治療法のイメージを描きました。外科療法は悪い部分は取ってしまう。放射線療法もほぼ同様で悪い部分を壊してしまう。化学療法は薬でやっつけてしまう。免疫療法は、図にあるように身動きを... (省略されました)

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再生医療科便り(18)〜病気との付き合い方1〜

2018年03月20日 | 担当:たいせつ動物病院

 前回、当院で行っている免疫療法についてまとめ、あわせて良く受けるご質問にお答えしました。  今回は、この一連の免疫療法についての記事を書きながら考えてきたことを記したいと思います。    実は、最近まで風邪を引いておりました。熱が出て、やがてのどが腫れてきて最盛期を迎え、そしてそれらの症状が治まって回復に至る。いつもの風邪のパターンです。  何十回と発病し、回復することを経験いたし... (省略されました)

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再生医療科便り(17)〜免疫療法のまとめとよく受けるご質問、とりあえずの大団円〜

2018年03月19日 | 担当:たいせつ動物病院

 前回までで、「活性化リンパ球療法」と「樹状細胞ー活性化リンパ球療法」についてお話してきました。今回はそのまとめです。あわせてこれら治療法について、皆様からよく受けるご質問にお答えします。    リンパ球という細胞にはガン細胞をやっつける働きがあります。しかしながら、年齢を重ねてくると、その働きが落ちてガン細胞が増えることを許すことがあります。またガン細胞は、いったん増えるとリンパ球の働... (省略されました)

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再生医療科便り(16)〜樹状細胞ー活性化リンパ球療法への道6「外科療法との関係」〜

2018年03月18日 | 担当:たいせつ動物病院

 前号までで、「樹状細胞ー活性化リンパ球療法」について、現状私が知っていることと、実際にやっていることのすべてをお話しました。  そして、課題として、表面から触れることのできない腫瘍に対する対処を挙げました。私見を述べれば、このような腫瘍に対しては「樹状細胞ー活性化リンパ球療法」だけでなく、事情の許す限り外科療法と併用するのが望ましいと考えます。と言いますのも、「樹状細胞ー活性化リンパ球療... (省略されました)

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再生医療科便り(15)〜樹状細胞ー活性化リンパ球療法への道5「治療法の実際」〜

2018年03月17日 | 担当:たいせつ動物病院

 前号までに、「樹状細胞ー活性化リンパ球療法」のあらましについてお話ししました。  今回は、この治療法の実際についてお伝えします。    この、ガンに対する治療法には二人の主役がいます。一人は「リンパ球」であり、もう一人は「樹状細胞」です。どちらの細胞も血液の中にあります。ですから治療の第一歩は患者様より血液を得ることです。そしていくつかの手順を踏んで、リンパ球と樹状細胞を別々に取り出... (省略されました)

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再生医療科便り(14)〜樹状細胞ー活性化リンパ球療法への道4「ここまでのまとめ」〜

2018年03月16日 | 担当:たいせつ動物病院

 今号では、今までお話ししました「樹状細胞ー活性化リンパ球療法」についてまとめたいと思います。  このガンに対する治療法には、二人の主役がいます。一人はリンパ球であり、もう一人は樹状細胞です。この樹状細胞が一枚噛んでいることが、この治療法の特徴であり、以前にお話ししました「活性化リンパ球療法」との違いです。    この樹状細胞は、三つのはたらきを担っています。   一つ目は、身体の外... (省略されました)

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再生医療科便り(13)〜樹状細胞ー活性化リンパ球療法への道3「樹状細胞について」〜

2018年03月13日 | 担当:たいせつ動物病院

 前号で、リンパ球が効率よくガン細胞をやっつけるために、これらにガン細胞の所在と特徴を教える細胞の必要性を記しました。そして実際にこの機能を担う細胞があり、それが樹状細胞であることもお伝えしました。    樹状細胞には、この他にもう一つはたらきがあります。それはガン細胞をやっつけるということです。リンパ球と変わらないようですが、リンパ球がガン細胞に狙いをつけてやっつけるのに対して、樹状細... (省略されました)

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再生医療科便り(12)〜樹状細胞ー活性化リンパ球療法への道2「見当たり捜査と樹状細胞登場前夜」〜

2018年03月11日 | 担当:たいせつ動物病院

 さて、「相棒」というテレビドラマがあります。ずいぶんと長く続いているドラマです。その理由の一つは、人物造形のしっかりした脇役が多くいることにあると思います。捜査一課の伊丹刑事、鑑識の米山さんなどなど。そのような多彩な脇役群の中に「陣川君」という人がいます。捜査一課の経理担当でありますが、正義感が強く、やたらと捜査に首を突っ込みたがります。おっちょこちょいであることが仇となって、誤認逮捕を連... (省略されました)

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再生医療科便り(11)〜樹状細胞ー活性化リンパ球療法への道1「人相書き」〜

2018年03月09日 | 担当:たいせつ動物病院

 ふるさとにいる頃、夏は涼みがてら、父親とよく映画館に行きました。小学校に上がる前からですから、映画とは四十年以上のつきあいとなります。写真は最近見た「柘榴坂の仇討」の一場面です。主人公が、主君の仇の人相書きを見ながら町を歩いているところです。    さて、前号の最後で、「リンパ球はどのようにして、正常な細胞とガン細胞の違いを見分けるのか」と記しました。そして、これが当院でご提供している... (省略されました)

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再生医療科便り(10)〜活性化リンパ球療法と免疫療法のまとめ〜

2018年03月06日 | 担当:たいせつ動物病院

 再生医療科の齊藤です。今回は、今までお話ししました「活性化リンパ球療法」と「免疫療法」についてまとめたいと思います。併せて、次回からのお話の予告をしたいと考えております。    「活性化」とは、元気にすること、ですから「活性化リンパ球」とは、元気になったリンパ球、あるいはリンパ球を元気にすることを意味します。それに「療法」と付いていますから、活性化リンパ球療法とは元気になったリンパ球を... (省略されました)

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再生医療科便り(9)活性化リンパ球療法4「最後のステップ」

2018年03月01日 | 担当:たいせつ動物病院

 前々回と前回で、活性化リンパ球療法の最初のステップである採血と、次のステップである培養のやり方についてご紹介しました。    今回は、最後のステップである、採血から二週間かけて増やしたリンパ球を患者様に戻すことについてお話しします。  写真にリンパ球が増えたときの培養バックの様子を示しました。最初ワイン色に近い培地が、リンパ球が元気になり増えるに従って飴色に変わっています。   ... (省略されました)

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再生医療科便り(8)〜活性化リンパ球療法3「目に触れないところで」〜

2018年02月28日 | 担当:たいせつ動物病院

 前回は、活性化リンパ球療法の最初のステップである採血についてお話ししました。今回は、次のステップのリンパ球を元気にする・リンパ球を増やすということについて述べたいと存じます。図を参考にして下さい。    当初はこのステップについてはお話ししないでおこうと考えておりました。と言いますのも、このステップは専門的に過ぎますし、患者さんやオーナーさんに直接見える所ではないからです。しかしながら... (省略されました)

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再生医療科便り(7)〜活性化リンパ球療法について2「最初の関門」〜

2018年02月27日 | 担当:たいせつ動物病院

 再生医療科の齊藤です。    前回より当院で実施できる免疫療法のうち「活性化リンパ球療法」に説明に入りました。    「活性化」とは、リンパ球を「元気にする」ことを意味します。  また、この治療法の流れは図にありますように、採血、リンパ球を元気にする・リンパ球を増やす、これを患者さんに点滴する、となります。  図から解りますように、患者さんが関わるのは、採血と点滴です。時間にし... (省略されました)

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再生医療科便り(6)〜活性化リンパ球療法1「活性化リンパ球療法とは?」〜

2018年02月26日 | 担当:たいせつ動物病院

再生医療科便り    再生医療科の齊藤です。皆様におかれましては如何お過ごしですか。    前回までは、「ガンと免疫」についてお話ししてきました。今回から、免疫の力を使ったガンの治療法、すなわち「免疫療法」について触れたいと思います。現在当院では二つの免疫療法を行っています。今回はそのうちの一つ「活性化リンパ球療法」についてお話ししたいと思います。その理由は、この治療法が基本であり、... (省略されました)

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再生医療科便り(5)〜ガンと免疫5「付いて離れて付いて・・・」〜

2018年02月24日 | 担当:たいせつ動物病院

 再生医療科の齊藤です。  さて、「ガンと免疫」ということで始まったこのお便りですが、ここ3回はガンと免疫のしのぎを削る戦いの様子を書かせていただきました。今回は戦いの最終幕についてお伝えします。題して「付いて離れて付いて・・・」。    わが優秀なリンパ球は、ガン細胞の特徴を手がかりにガン細胞を見つけてはやっつます。この手がかりは細胞の表面の構造物であることが多いです。  一方、敵... (省略されました)

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再生医療科便り(4)〜ガンと免疫4「変装、手がかり消失」〜

2018年02月23日 | 担当:たいせつ動物病院

 再生医療科の齊藤です。。  ここまで、免疫とガンの関係についてお話ししてきました。    1回目では免疫力を再生させて、すなわちリンパ球を元気にしてガンに対抗する治療法があることをお伝えしました。    そして2回目ではではリンパ球がガンに対抗するために、ガン細胞の特徴を手がかりにすること、3回目では、その手がかりが細胞の表面の構造物であることが多いことをお話ししました。   ... (省略されました)

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